プロ野球投手個人成績2026最新|防御率・最多勝・奪三振をセパ徹底比較
2026年のプロ野球投手個人成績は、セ・リーグでは阪神の村上頌樹が防御率1.85、パ・リーグでは西武の平良海馬が防御率1.36を記録し、それぞれリーグトップに立った。勝利数では阪神の髙橋遥人が16勝、奪三振では阪神の才木浩人が175奪三振をマーク。抑え投手や中継ぎ投手の活躍を示すセーブ、ホールドポイントでも、各球団の投手陣を支えた選手たちが上位に名を連ねている。
日本野球機構(NPB)が公表する2026年度公式戦成績を基に、セ・リーグ投手成績とパ・リーグ投手成績を比較し、防御率ランキング、最多勝ランキング、奪三振ランキング、セーブランキング、ホールドポイントランキングを整理した。規定投球回や投手勝率の意味も含め、数字の背景にある投手の役割と実績を読み解く。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 防御率:セは村上頌樹の1.85、パは平良海馬の1.36がリーグトップ。
- 勝利数・奪三振:セは髙橋遥人が16勝、才木浩人が175奪三振。パは北山亘基とエスピノーザが13勝で並び、荘司康誠が171奪三振を記録した。
- 救援投手の評価:セーブはセがマルティネスの42、パはマチャド、横山陸人、杉山一樹の35で並び、ホールドポイントは田中瑛斗と鈴木昭汰が各リーグトップ。
【2026年最新】セ・パ投手個人成績の主要タイトルを一覧比較
2026年度のNPB公式戦は全日程が終了し、投手個人成績の主要部門も確定している。日本野球機構の公式記録によると、防御率、勝利数、勝率、奪三振、セーブ、ホールドポイントの各部門では、先発投手と救援投手それぞれの強みが数字に表れた。
まず押さえたいのは、防御率が最も低い投手と、最も多く勝った投手、最も多く三振を奪った投手は必ずしも同じではないという点だ。投手成績ランキングは、何を評価するかによって順位が変わる。
| 成績部門 | セ・リーグ | パ・リーグ |
|---|---|---|
| 防御率 | 村上頌樹(阪神)1.85 | 平良海馬(西武)1.36 |
| 最多勝 | 髙橋遥人(阪神)16勝 | 北山亘基(日本ハム)、エスピノーザ(オリックス)13勝 |
| 投手勝率 | 髙橋遥人(阪神).842 | 北山亘基(日本ハム).813 |
| 奪三振 | 才木浩人(阪神)175 | 荘司康誠(楽天)171 |
| セーブ | マルティネス(巨人)42 | マチャド(オリックス)、横山陸人(ロッテ)、杉山一樹(ソフトバンク)35 |
| ホールドポイント | 田中瑛斗(巨人)45 | 鈴木昭汰(ロッテ)39 |
一覧から見えてくるのは、阪神勢の先発投手部門での存在感と、各球団の救援陣が積み重ねた記録だ。パ・リーグでは平良が防御率1点台前半を記録した一方、勝利数、奪三振、救援部門では別々の投手がトップに立った。
なお、表の勝利数やセーブ数などは各リーグ内での比較であり、セ・パをまたいだ順位を示すものではない。投手の評価を正確に行うには、同じ部門の数字だけでなく、登板数や投球回、先発・救援の役割も併せて確認したい。

【防御率ランキング】村上頌樹1.85、平良海馬1.36の強さ
2026年の防御率ランキングでは、セ・リーグの村上頌樹が1.85、パ・リーグの平良海馬が1.36でリーグトップとなった。防御率は投手が9イニングを投げた場合に、平均して何点の自責点を許すかを示す指標だ。数値が低いほど、失点につながる投球を抑えたことを意味する。
セ・リーグは村上頌樹が1位、髙橋遥人も1点台
村上は27試合に登板し、180回1/3を投げて防御率1.85を記録した。10勝9敗で、奪三振は155。防御率ランキングでトップに立っただけでなく、シーズンを通じて長いイニングを投げ、先発投手としての役割を果たした。
防御率ランキング2位は髙橋遥人の1.87。村上との差はわずか0.02だった。髙橋は23試合に登板し、159イニングで16勝3敗を記録。防御率のわずかな差以上に、勝利数と勝率で目立つ成績を残している。
3位は巨人の井上温大で、防御率2.02。続いてヤクルトの山野太一が2.33、中日の柳裕也が2.34となった。上位には2点台前半までの投手が複数入り、先発投手の安定感がランキングに表れている。
パ・リーグは平良海馬が防御率1.36
平良海馬は23試合に登板し、146イニングで12勝5敗、防御率1.36を記録した。被本塁打は4本、自責点は22。規定投球回以上の投手の中で最も低い防御率となった。
2位は西武の隅田知一郎で2.27、3位は日本ハムの北山亘基で2.56。平良は2位の隅田に0.91の差をつけており、リーグ内で際立つ防御率を残した。
防御率を見るときに注意したいのは、数値だけでは投球内容のすべてが分からないことだ。被本塁打、与四球、奪三振、投球回などを組み合わせると、失点を抑えた理由や投手の特徴をより具体的に把握できる。
【最多勝・投手勝率】髙橋遥人16勝、北山亘基は勝率.813
最多勝ランキングでは、セ・リーグの髙橋遥人が16勝でトップに立った。16勝3敗という成績に加え、勝率は.842。勝利数と勝率の両部門でリーグトップを獲得した。
髙橋は23試合に登板し、159イニングを投げて防御率1.87を記録している。防御率ランキングでも2位に入っており、単に味方の援護を受けて勝利数を伸ばしただけではなく、失点を抑える投球も伴っていたことが分かる。
一方、パ・リーグの最多勝は13勝で並んだ北山亘基とエスピノーザ。北山は13勝3敗で勝率.813、防御率2.56を記録した。エスピノーザは13勝6敗、防御率2.71だった。同じ13勝でも敗戦数に差があるため、勝率には違いが生じている。
勝利数だけでは投手の実力を測り切れない
投手の勝利数は、投手自身の投球だけで決まる記録ではない。登板中の失点、味方打線の得点、救援投手によるリードの維持など、試合展開の影響を受ける。
そのため、最多勝ランキングを読む際には防御率や勝率も一緒に確認したい。髙橋のように勝利数と勝率の両方で上位に入る投手は、勝利を積み重ねた実績に加えて、登板した試合での結果の安定性も評価しやすい。
ただし、勝率が高いからといって、必ずしも他の投手より多くのイニングを投げているわけではない。投手の稼働量を重視するなら投球回、試合を支配する力を見るなら防御率や奪三振数も確認する必要がある。
【奪三振・セーブ・ホールドポイント】先発と救援の貢献を比較
投手成績ランキングでは、先発投手の働きと救援投手の働きを同じ基準だけで比べることはできない。先発は長いイニングを投げて試合を作り、救援は限られた場面で失点を防いだり、リードを守ったりする。奪三振、セーブ、ホールドポイントは、それぞれ異なる役割を評価するための数字だ。
奪三振ランキングは才木浩人175、荘司康誠171
セ・リーグの奪三振王は阪神の才木浩人で175奪三振。パ・リーグは楽天の荘司康誠が171奪三振でトップとなった。
才木は25試合に登板し、154イニングで10勝5敗、防御率2.51。荘司は25試合、159イニングで9勝9敗、防御率3.45だった。才木は奪三振数だけでなく、防御率でも上位に位置している。
奪三振は、打球が野手の間を抜けるか、守備位置に左右されるかといった要素の影響を受けにくく、投手が打者を直接打ち取った数を示す。ただし、奪三振が多くても四球や被本塁打が多ければ失点は増え得るため、防御率や与四球も併せて見るのが適切だ。
セーブランキングはマルティネスが42セーブ
セ・リーグのセーブ王は巨人のマルティネスで42セーブ。57試合に登板し、防御率1.38を記録した。セーブは、一定の条件を満たすリードした試合の終盤を締めくくった投手に記録される。
2位は中日の松山晋也で31セーブ。マルティネスとの差は11セーブとなった。セーブ数は抑え投手の役割を評価するうえで分かりやすい指標だが、登板機会そのものがチームの試合展開や起用法に左右される点にも注意したい。
パ・リーグでは、オリックスのマチャド、ロッテの横山陸人、ソフトバンクの杉山一樹が35セーブで並んだ。3人が同数でシーズンを終えており、セーブランキングでは複数選手が首位を分け合う結果となった。
ホールドポイントは田中瑛斗45、鈴木昭汰39
ホールドポイント(HP)は、救援勝利とホールドを合算した指標だ。NPBの公式成績表でも「ホールドポイント=救援勝利+ホールド」と定義されている。セーブが主に試合終盤の締めくくりを評価するのに対し、ホールドポイントは中継ぎ投手の貢献を捉える際に役立つ。
セ・リーグでは巨人の田中瑛斗が45HPでトップ。61試合に登板し、防御率1.52、ホールド42を記録した。救援勝利3を加えた45HPとなっている。
パ・リーグではロッテの鈴木昭汰が39HPでトップ。55試合に登板し、6勝3敗、ホールド33、セーブ1を記録した。救援投手の評価では、セーブ数だけでなく、勝利やホールドをどれだけ積み重ねたかも重要になる。
救援投手の登板数や役割は球団ごとの起用方針によって変わる。セーブランキングとホールドポイントランキングを合わせて見ると、試合終盤を担う抑え投手と、その前の重要な局面を任される中継ぎ投手の双方を評価しやすい。
【規定投球回とは】防御率ランキングを正しく読むための基礎知識
防御率ランキングを見るときに欠かせないのが「規定投球回」だ。NPBの2026年度公式成績表では、規定投球回を「チーム試合数×1.0」としている。2026年のレギュラーシーズンは各球団143試合のため、規定投球回は143イニングとなる。
規定投球回以上の投手としてランキングに掲載されるには、この基準を満たす必要がある。規定投球回を設けることで、登板数や投球回が少ない投手が、短い期間だけ好成績を残した場合と、シーズンを通じて投げ続けた投手を区別しやすくなる。
投球回の「180.1」は180回1/3を意味する
野球の公式記録では、投球回を小数のように見える形式で表示することがある。例えば180.1は180回1/3、180.2は180回2/3を意味し、180.1を180.1イニングという小数として扱うわけではない。
この違いは防御率を自分で計算する際にも重要だ。防御率は「自責点×9÷投球回」で算出する。村上の37自責点と180回1/3を用いると、防御率は約1.85となる。平良も22自責点、146イニングから約1.36となり、公式記録と一致する。
防御率、勝率、奪三振を組み合わせて判断する
各指標の意味を整理すると、投手の評価がより明確になる。
- 防御率:自責点を基に失点を抑える能力を評価する。
- 勝利数:チームの勝利に結び付いた登板結果を積み重ねた数。
- 勝率:勝利数を勝利数と敗戦数の合計で割った割合。
- 奪三振:打者を三振で打ち取った回数。
- セーブ:所定の条件を満たしてリードを守り、試合を締めくくった実績。
- ホールドポイント:救援勝利とホールドを合算した記録。
例えば、防御率が低くても投球回が少ない投手と、長いイニングを投げながら低い防御率を維持した投手では、シーズン全体への貢献の仕方が異なる。勝利数や奪三振数についても同様で、単一の数字だけで優劣を決めるのではなく、役割と稼働量を組み合わせて評価することが大切だ。
【プロの結論】2026年の投手成績は複数指標で評価する
2026年のプロ野球投手個人成績を整理すると、セ・リーグでは村上頌樹が防御率1.85、髙橋遥人が16勝と勝率.842、才木浩人が175奪三振でそれぞれリーグトップとなった。パ・リーグでは平良海馬が防御率1.36、北山亘基とエスピノーザが13勝、北山が勝率.813、荘司康誠が171奪三振を記録した。
救援部門では、セ・リーグのマルティネスが42セーブ、田中瑛斗が45ホールドポイント。パ・リーグではマチャド、横山陸人、杉山一樹が35セーブで並び、鈴木昭汰が39ホールドポイントでトップに立った。
投手を評価する際の判断基準は、何を知りたいかによって変わる。失点を抑える力を知りたいなら防御率、先発としての稼働量を知りたいなら投球回、打者を圧倒する力を知りたいなら奪三振、救援での貢献を知りたいならセーブやホールドポイントを確認したい。
また、最多勝や勝率はチームの得点力や試合展開にも影響されるため、防御率などと組み合わせて判断するのが有効だ。数字を一つだけ取り上げるのではなく、複数の指標を照らし合わせることが、2026年の投手成績を正しく理解する近道となる。
【プロ野球個人成績投手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のセ・リーグで防御率1位の投手は誰ですか?
A1:阪神の村上頌樹です。2026年は防御率1.85、10勝9敗、180回1/3を記録し、規定投球回以上の投手でリーグトップとなりました。
Q2:2026年のパ・リーグで防御率1位の投手は誰ですか?
A2:西武の平良海馬です。防御率1.36、12勝5敗、146イニングを記録しました。
Q3:2026年の最多勝投手と奪三振王は誰ですか?
A3:セ・リーグの最多勝は髙橋遥人の16勝、奪三振王は才木浩人の175奪三振です。パ・リーグの最多勝は北山亘基とエスピノーザの13勝、奪三振王は荘司康誠の171奪三振となりました。
Q4:規定投球回は何回ですか?
A4:NPBの規定ではチーム試合数×1.0イニングです。2026年のレギュラーシーズンは各球団143試合のため、規定投球回は143イニングとなります。
Q5:セーブとホールドポイントの違いは何ですか?
A5:セーブは一定の条件を満たしてリードを守り、試合を締めくくった実績を示します。ホールドポイントは救援勝利とホールドを合算した数字で、中継ぎ投手を含む救援陣の貢献を比較する際に使われます。
まとめ:2026年のプロ野球投手成績を見極めるポイント
2026年のプロ野球投手個人成績では、セ・リーグの村上頌樹が防御率1.85、パ・リーグの平良海馬が1.36を記録した。最多勝は髙橋遥人の16勝、奪三振は才木浩人の175がセ・リーグのトップとなり、パ・リーグでも北山亘基、エスピノーザ、荘司康誠が各部門で存在感を示した。
一方、救援投手ではマルティネスの42セーブ、田中瑛斗の45ホールドポイントなど、先発とは異なる役割でチームを支えた実績が際立った。防御率、勝利数、奪三振、セーブ、ホールドポイントは、それぞれ異なる角度から投手の働きを示す指標である。
2026年の投手成績ランキングを比較するなら、リーグ別の順位だけでなく、規定投球回を満たしているか、投球回に対して防御率がどうか、先発と救援のどちらを担っているかにも注目したい。複数の記録を組み合わせることで、シーズンを通じてチームに貢献した投手の実像が見えてくる。
主な参照資料:日本野球機構(NPB)「2026年度 公式戦成績」「2026年度 セントラル・リーグ 個人投手成績」「2026年度 パシフィック・リーグ 個人投手成績」。
(出典: プロ 野球 個人 成績 投手(Yahoo!ニュース))