【2026年版】プロ野球FA2024一覧|取得者と宣言9人の移籍先・残留を徹底解説
2024年のプロ野球FA市場では、国内FA・海外FAの資格を持つ選手が合計111人に達し、そのうち9人が権利を行使しました。阪神の大山悠輔、ソフトバンクの甲斐拓也、巨人の菅野智之らが注目を集め、最終的には他球団やメジャーリーグへの移籍を選んだ選手と、元の球団に残留した選手に分かれました。
2026年に2024年オフの動向を振り返ると、FA宣言した選手の一覧だけでなく、新たに資格を取得した選手、国内FAと海外FAの違い、移籍先が決まるまでの経緯を整理することが重要です。日本野球機構(NPB)の公式公示と当時の報道をもとに、権利取得者から最終的な契約先までをまとめます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- FA有資格者:2024年10月23日のNPB公示では計111人。新規取得者は国内FAが24人、海外FAが7人でした。
- FA宣言選手:2024年11月14日に公示されたのは9人。国内FAが7人、海外FAが2人です。
- 移籍・残留の結果:宣言した9人のうち6人が他球団へ移籍し、3人が残留しました。
【まず結論】プロ野球FA2024一覧の全体像と注目ポイント
日本野球機構(NPB)の公式発表によると、2024年度のFA有資格者名簿は10月23日に公示されました。新たに国内FA資格を取得したのは24人、海外FA資格を取得したのは7人。すでに資格を持っていた選手を合わせると、合計111人がFA有資格者となりました。
その後、権利行使の申請期間を経て、11月14日にFA宣言選手9人が正式に公示されました。資格を持つ選手が全員FA宣言するわけではなく、実際に権利を行使したのは有資格者全体の一部です。
- 2024年10月23日:FA有資格者名簿を公示
- 2024年11月13日:FA権行使の申請期間が終了
- 2024年11月14日:FA宣言選手9人を公示
- 2024年11月15日:他球団との交渉が可能に
- 2024年12月〜2025年1月:移籍・残留の契約手続きが順次決着
この年の特徴は、国内の球団間移籍だけでなく、メジャーリーグベースボール(MLB)への挑戦も含まれていたことです。特に甲斐拓也の巨人移籍、石川柊太のロッテ移籍、菅野智之のボルティモア・オリオールズ入りは、2024年オフを代表する動きとなりました。

【2024年FA宣言選手一覧】9人の移籍先・残留先を完全整理
2024年度にFA宣言した選手は、国内FAが7人、海外FAが2人です。NPBの「フリーエージェント宣言選手」および「フリーエージェント宣言選手契約締結合意」の公示をもとに、宣言前の所属球団と最終的な進路を整理しました。
| 選手名 | 宣言区分 | 宣言前の所属球団 | 最終的な進路 |
|---|---|---|---|
| 大山悠輔 | 国内FA | 阪神 | 阪神に残留 |
| 原口文仁 | 国内FA | 阪神 | 阪神に残留 |
| 福谷浩司 | 国内FA | 中日 | 日本ハムへ移籍 |
| 木下拓哉 | 国内FA | 中日 | 中日に残留 |
| 石川柊太 | 国内FA | ソフトバンク | ロッテへ移籍 |
| 甲斐拓也 | 国内FA | ソフトバンク | 巨人へ移籍 |
| 茂木栄五郎 | 国内FA | 楽天 | ヤクルトへ移籍 |
| 菅野智之 | 海外FA | 巨人 | MLB・オリオールズへ移籍 |
| 九里亜蓮 | 海外FA | 広島 | オリックスへ移籍 |
結果は、他球団への移籍が6人、元の球団への残留が3人でした。国内FA宣言選手のうち、移籍したのは福谷浩司、石川柊太、甲斐拓也、茂木栄五郎の4人。海外FA宣言選手では、菅野智之がMLBへ、九里亜蓮がオリックスへ進みました。
ここで押さえたいのは、FA宣言が必ずしも移籍を意味しない点です。大山、原口、木下は権利を行使したうえで残留を選びました。FAは移籍先を探すためだけでなく、他球団の評価を踏まえて自分の将来を考えるための制度でもあります。
【2024年FA権取得選手一覧】新たに資格を得た国内24人・海外7人
FA宣言選手9人と、FA権を新たに取得した選手31人は別の一覧です。2024年に資格を取得しても、必ずしもその年に権利を行使するとは限りません。
国内FA権を新たに取得した24人
2024年10月23日の公示で国内FA資格を新たに取得した選手は、次の24人です。
- 読売ジャイアンツ:高梨雄平、重信慎之介、大城卓三
- 横浜DeNAベイスターズ:京田陽太、筒香嘉智、佐野恵太
- 中日ドラゴンズ:木下拓哉、岩嵜翔、福谷浩司
- 阪神タイガース:坂本誠志郎、大山悠輔、糸原健斗、原口文仁
- 北海道日本ハムファイターズ:石井一成、江越大賀
- 東北楽天ゴールデンイーグルス:田中和基、酒居知史、阿部寿樹
- 千葉ロッテマリーンズ:西野勇士
- オリックス・バファローズ:西野真弘
- 福岡ソフトバンクホークス:甲斐拓也、有原航平、牧原大成、石川柊太
注目選手には、阪神の主軸を担う大山悠輔、ソフトバンクの正捕手として実績を積んだ甲斐拓也、先発投手として存在感を示した石川柊太らがいました。資格取得によって移籍の選択肢が生まれた一方、実際に権利を行使するかどうかは選手それぞれの判断に委ねられます。
海外FA権を新たに取得した7人
海外FA資格を新たに取得したのは、以下の7人です。
- 東京ヤクルトスワローズ:田口麗斗
- 横浜DeNAベイスターズ:森唯斗
- 広島東洋カープ:野間峻祥、中﨑翔太
- 千葉ロッテマリーンズ:中村奨吾、岡大海
- オリックス・バファローズ:若月健矢
この7人は2024年に海外FA資格を取得した選手であり、同年に海外FA宣言した菅野智之、九里亜蓮とは区別する必要があります。取得した資格を保有したままプレーを続ける選択も可能です。
なお、111人という数字は2024年度のFA有資格者全体を示します。上記の31人はその年に新たに資格を取得した選手であり、すでに資格を持っていた選手も名簿に含まれていました。

【国内FAと海外FAの違い】取得条件・宣言・補償の仕組み
プロ野球FA制度の基本は、一定の登録日数などの条件を満たした選手が、所属球団との契約だけに縛られず、他球団との契約交渉を行えるようにすることです。NPBの制度では、国内FAと海外FAで交渉できる範囲が異なります。
国内FAと海外FAは何が違う?
- 国内FA:NPBに所属するいずれの球団とも契約交渉できる権利です。
- 海外FA:NPBの球団に加え、MLBなど外国のプロ野球組織に属する球団とも契約交渉できる権利です。
海外FAは「メジャーリーグへ移籍するためだけの権利」ではありません。2024年オフに海外FA権を行使した九里亜蓮はオリックスへ移籍しました。海外FAは交渉先の範囲を広げる制度であり、最終的な移籍先を海外に限定するものではないのです。
FA権取得条件は何年?
NPBの制度では、原則としてシーズン中に145日以上、出場選手登録されたシーズンを1シーズンとして計算します。登録日数が145日に満たないシーズンは、その日数を合算して計算する仕組みもあります。
- 国内FA:原則として通算8シーズン。2007年以降のドラフトで入団した大学生・社会人選手は7シーズンで取得します。
- 海外FA:原則として通算9シーズンです。ただし、それ以前に国内FA権を行使した場合など、制度上の例外があります。
- FA権行使後にNPB球団と再契約した選手:所定の条件を満たすと、出場選手登録4シーズンで海外FA資格を取得します。
故障者特例など、登録日数の計算に特例措置が適用される場合もあります。資格取得の時期は、単純にプロ入りからの経過年数だけで決まるわけではありません。
FA宣言後の交渉と人的・金銭補償
FA資格を取得した選手は、所定の申請期間内に権利行使の意思を示します。宣言選手として公示された翌日から、旧所属球団を含む各球団との契約交渉が可能になります。
国内FAで他球団へ移籍する場合、旧球団での年俸順位に基づくA・B・Cランクが補償に関係します。一般的には、Aランクは旧球団の年俸上位3位、Bランクは4〜10位、Cランクは11位以下です。
- A・Bランク:獲得球団は規定に基づく金銭補償や人的補償の対象となります。
- Cランク:原則として人的補償・金銭補償は発生しません。
このランクは選手の実力を直接順位付けする指標ではなく、旧球団における年俸順位を基準とする制度上の区分です。獲得球団にとっては、契約条件だけでなく補償も含めた編成判断が必要になります。
【FA宣言しない理由】資格取得と移籍を分けて考える
FA資格を取得した選手が全員宣言するわけではありません。2024年オフも、巨人の大城卓三、阪神の坂本誠志郎、DeNAの佐野恵太、ロッテの西野勇士ら、権利を行使せずに残留した選手がいました。
ただし、宣言しなかったという事実だけで、選手が移籍を望んでいなかった、あるいは他球団から評価されなかったと判断することはできません。個別の判断には、契約内容や起用方針、チーム内での役割、今後のキャリア設計など、複数の要素が関係します。
残留を選ぶ主な判断材料
- チーム内での役割:現在の起用法や、今後期待されるポジションが本人の希望と合っているか。
- 契約条件:年俸や契約年数など、現所属球団が提示する条件に納得できるか。
- 環境の継続性:指導者、チームメート、練習環境など、慣れ親しんだ環境でプレーを続ける利点があるか。
- 移籍に伴うリスク:新しい球団での競争、出場機会、役割の変化をどう評価するか。
これらは一般的な判断材料であり、2024年に残留した選手全員が同じ理由で決断したという意味ではありません。選手ごとの事情と、実際に公表されたコメントや契約内容を分けて捉えることが大切です。
また、FA宣言は移籍を確定させる手続きではありません。大山悠輔や原口文仁のように、権利を行使して他球団との交渉の可能性を持ちながら、最終的に古巣に残るケースもあります。

【2024年FA移籍の経緯】主要選手の決断と歴代移籍との比較
2024年オフのFA市場を理解するには、最終的な移籍先だけでなく、宣言から契約までの流れを追うことも重要です。NPBの公式公示では、国内FA宣言選手の契約合意が2024年12月から2025年1月にかけて順次掲載されました。
2024年オフの主な動き
- 10月23日:NPBがFA有資格者名簿を公示。国内24人、海外7人が新たに資格を取得しました。
- 11月13日:FA権行使の申請期間が終了。宣言を表明した選手は計9人となりました。
- 11月14日:NPBがFA宣言選手9人を公示しました。
- 12月11日:楽天からFA宣言した茂木栄五郎のヤクルト移籍が契約締結合意として公示されました。
- 12月19日:石川柊太のロッテ移籍が公示された一方、大山悠輔と原口文仁は阪神との契約合意が公示されました。
- 12月20日:甲斐拓也の巨人移籍と、木下拓哉の中日残留が公示されました。
- 12月26日:九里亜蓮のオリックス移籍が公示されました。
- 2025年1月6日:福谷浩司の日本ハム移籍が公示され、宣言選手の進路が出そろいました。
菅野智之は海外FA権を行使し、MLBのボルティモア・オリオールズへ移籍しました。国内FA宣言選手とは異なり、NPBの国内球団間の移籍ではありませんが、2024年オフのFA市場を象徴する動きの一つです。
前年のFA市場と何が違ったのか
2023年オフには、松井裕樹のパドレス入り、山川穂高のソフトバンク入り、山崎福也の日本ハム入り、西川龍馬のオリックス入りなど、FAを通じた国内外の移籍が相次ぎました。報道各社の当時の集計では、2023年オフはFA宣言した7人のうち4人が他球団へ移籍しています。
これに対し、2024年オフは宣言した9人のうち6人が移籍しました。もっとも、年ごとに宣言選手の構成や球団の補強事情が異なるため、移籍人数だけで市場の活発さや選手の価値を単純比較することはできません。
NPBは1993年以降のFA宣言選手一覧も公示資料として整理しています。プロ野球FA歴代移籍一覧を調べる際は、資格を取得した選手、実際に宣言した選手、宣言後に他球団へ移籍した選手を区別すると、過去の市場動向を正確に把握できます。
【プロの結論】FA市場を見るときに押さえたい3つの視点
2024年のFA市場から読み取れるのは、資格取得、権利行使、移籍決定がそれぞれ異なる段階だということです。選手名がFA有資格者一覧に掲載されていても、その年に移籍するとは限りません。
- 第一に、取得者一覧と宣言選手一覧を混同しないこと。2024年は新規取得者が国内24人・海外7人だったのに対し、実際の宣言選手は9人でした。
- 第二に、宣言と移籍を区別すること。大山、原口、木下のように、FA宣言後に残留する選手もいます。
- 第三に、移籍先だけでなく制度上の条件も見ること。国内FAと海外FAでは交渉できる範囲が異なり、国内FAの移籍では補償制度も球団の判断材料になります。
さらに、FAは選手個人のキャリア選択であると同時に、球団側の戦力編成にも影響する制度です。獲得する側はポジションの補強や選手層の厚みを考え、送り出す側は戦力の穴や補償を含めた対応を迫られます。
そのため、移籍のニュースを評価するときは、選手の知名度や契約条件だけでなく、チームに必要な役割、起用の見通し、補償の仕組みまで含めて考えると、FA市場の動きがより立体的に見えてきます。
【プロ野球FA2024一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2024年にFA宣言したプロ野球選手は何人ですか?
A1:NPBが2024年11月14日に公示したFA宣言選手は9人です。内訳は国内FAが大山悠輔、原口文仁、福谷浩司、木下拓哉、石川柊太、甲斐拓也、茂木栄五郎の7人、海外FAが菅野智之、九里亜蓮の2人です。
Q2:2024年のFA宣言選手で移籍したのは誰ですか?
A2:福谷浩司は日本ハム、石川柊太はロッテ、甲斐拓也は巨人、茂木栄五郎はヤクルト、九里亜蓮はオリックスへ移籍しました。菅野智之はMLBのオリオールズへ移籍しました。大山悠輔、原口文仁、木下拓哉は元の球団に残留しました。
Q3:2024年にFA権を取得した選手は全員、移籍できるのですか?
A3:FA資格の取得と権利行使は別の段階です。資格を取得しても宣言しない選手はおり、宣言しても元の球団に残留することがあります。2024年も新規取得者は31人でしたが、宣言選手は9人でした。
Q4:国内FAと海外FAの違いは何ですか?
A4:国内FAはNPBの球団との契約交渉が可能になる権利、海外FAは外国のプロ野球組織の球団も含めて交渉できる権利です。海外FAを行使した選手が必ず海外へ移籍するわけではなく、九里亜蓮はオリックスを新天地に選びました。
Q5:FA権を取得しても宣言しないのはなぜですか?
A5:契約条件、起用方針、チーム内での役割、移籍に伴うリスクなど、判断材料は選手によって異なります。宣言しない理由を一つに決めつけることはできません。実際の決断理由を知るには、選手や球団が公表したコメントを確認する必要があります。
まとめ:2024年のFA市場は資格・宣言・移籍先を分けて確認
2024年のプロ野球FA市場では、FA有資格者111人のうち9人が権利を行使し、6人が他球団へ移籍、3人が残留しました。国内FAでは甲斐拓也、石川柊太、茂木栄五郎、福谷浩司の移籍が成立し、海外FAでは菅野智之のMLB入りと九里亜蓮のオリックス入りが大きな動きとなりました。
2024年のFA情報を調べる際は、新規取得者31人の一覧、宣言選手9人の一覧、最終的な移籍・残留情報を順番に確認するのが確実です。制度面では、国内FAと海外FAの違い、取得条件、補償制度を押さえることで、単なる移籍ニュース以上の背景が理解できます。
今後のFA市場を追う場合も、NPBの年度別公示を基準に、資格取得と権利行使、契約締結を分けて確認することが、情報を正しく読み解くための基本です。 (出典: プロ野球 fa 2024 一覧(Yahoo!ニュース))