大リーグMVP2026最新予想!アルバレスとクロウ=アームストロング、大谷翔平の受賞可能性を徹底解説
2026年の大リーグMVP争いは、ア・リーグでヒューストン・アストロズのヨーダン・アルバレス、ナ・リーグでシカゴ・カブスのピート・クロウ=アームストロングが本命に浮上している。対照的に、ドジャースの大谷翔平は打撃に加えて投手としても実績を残したものの、シーズン終盤の故障による欠場が評価を左右する状況となった。
MLB.comが2026年9月22日に公表した最終MVP予想では、アルバレスがア・リーグで181ポイント、クロウ=アームストロングがナ・リーグで190ポイントを獲得。大谷はナ・リーグの2位に入った。レギュラーシーズン終了後の10月23日時点では、これらは専門家による予想であり、全米野球記者協会(BBWAA)が発表する公式のMVP投票結果とは異なる。2026年の受賞者はまだ正式発表されていない。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- ア・リーグの本命:打率.316、42本塁打、OPS1.033を記録したヨーダン・アルバレス。打撃指標の強さが最大の武器だ。
- ナ・リーグの本命:45本塁打、41盗塁を達成したピート・クロウ=アームストロング。中堅守備を含む総合力とWARで大きな優位に立つ。
- 大谷翔平の可能性:打者として30本塁打、投手として防御率1.79を記録。二刀流の価値は大きいが、出場試合数と総合指標では本命を追う展開だ。
【2026年の大リーグMVP最新予想】両リーグの本命は誰なのか
2026年の大リーグMVP予想を整理するうえで、まず押さえておきたいのは、ア・リーグとナ・リーグでは本命選手の強みが異なることだ。アルバレスは打撃成績の圧倒的な高さで評価を集め、クロウ=アームストロングは打撃、走塁、守備をまとめて高い水準でこなした。
ア・リーグ:ヨーダン・アルバレスが打撃指標で圧倒
アストロズのアルバレスは、2026年レギュラーシーズンを打率.316、42本塁打、106打点、OPS1.033で終えた。MLB.comのシーズン総括によると、打率とOPSはいずれもア・リーグのトップ。長打力だけでなく、出塁と長打を組み合わせた総合的な打撃力でもリーグを代表する成績を残した。
特に注目すべきはOPS1.033という数字だ。OPSは出塁率と長打率を合計した指標で、打者がどれほど塁に出て、長打で得点機会を生み出したかを簡潔に捉えられる。アルバレスは本塁打だけに依存せず、打率.316、出塁率.432、長打率.601を記録。打席での生産性を示す複数の指標が高水準でそろった。
MLB.comが9月に発表した最終予想では、アルバレスが181ポイント、1位票29票を獲得した。2位のジュニア・カミネロは149ポイントで、アルバレスとの差は32ポイント。カミネロも41本塁打を記録した強打者だが、アルバレスは打率、出塁率、OPSを含む幅広い打撃指標で優位に立った。
一方、ア・リーグではボビー・ウィットJr.も有力な評価対象となる。遊撃守備、走塁、打撃を組み合わせた貢献が強みで、FanGraphsのWARではアルバレスと同水準の6.8を記録した。アルバレスが打撃で大きく上回る一方、ウィットJr.は守備と走塁を加えた総合評価で存在感を示している。
ナ・リーグ:ピート・クロウ=アームストロングが総合力で先行
ナ・リーグの本命は、カブスの中堅手ピート・クロウ=アームストロングだ。2026年は45本塁打、107打点、41盗塁を記録。打率.280、OPSはMLB.comのシーズン総括で.942となった。40本塁打と40盗塁を同じシーズンに達成する「40-40」を実現し、パワーとスピードの両立を証明した。
クロウ=アームストロングの価値は、打撃成績だけでは説明できない。広い守備範囲と高い身体能力を生かした中堅守備でも評価され、走者としては41盗塁をマークした。打撃、守備、走塁という異なる領域で貢献を積み上げたことが、2026年のMVP争いで大きな差を生んでいる。
MLB.comの最終予想では、クロウ=アームストロングが190ポイントを獲得し、投票した専門家38人全員から1位票を得た。2位の大谷翔平は135ポイントだった。予想投票での差は明確で、シーズン終了時点でもクロウ=アームストロングがナ・リーグの最有力候補とみられている。
WARでも差は大きい。FanGraphsの集計では、クロウ=アームストロングは10.6 fWARを記録し、同指標でリーグ最高水準に到達した。これは代替選手と比べてチームにどれだけ勝利を上積みしたかを推定する指標だ。打撃に加えて守備と走塁の貢献を含めた結果が、彼の高い評価につながっている。

【MVP候補3人を徹底比較】打率・本塁打・打点・OPS・WARの違い
アルバレス、クロウ=アームストロング、大谷翔平を比較すると、それぞれの強みがはっきりする。アルバレスは打撃効率、クロウ=アームストロングは走攻守の総合力、大谷は打者としての長打力に投手としての貢献を加えられる点が特徴だ。
以下は2026年のレギュラーシーズン成績を、MLB.comのシーズン総括とBaseball-Referenceの個人成績を基に整理したもの。WARはBaseball-ReferenceのbWARを採用している。FanGraphsのfWARとは算出方法が異なるため、異なるサイトのWARを単純に同一基準として比較しないことが大切だ。
| 比較項目 | ヨーダン・アルバレス | ピート・クロウ=アームストロング | 大谷翔平 |
|---|---|---|---|
| 所属 | アストロズ | カブス | ドジャース |
| 主な役割 | 指名打者・外野手 | 中堅手 | 指名打者・投手 |
| 出場試合数 | 154 | 158 | 130 |
| 打率 | .316 | .280 | .277 |
| 本塁打 | 42 | 45 | 30 |
| 打点 | 106 | 107 | 80 |
| 盗塁 | 1 | 41 | 11 |
| OPS | 1.033 | .943 | .902 |
| WAR(Baseball-Reference) | 6.8 | 9.8 | 6.5 |
| 最大の強み | 打率・出塁率・長打率 | 打撃・守備・走塁の総合力 | 打撃と投球の二刀流 |
表から分かるのは、打率とOPSではアルバレスが優位に立つ一方、WARではクロウ=アームストロングが大きく上回ることだ。MVP評価は打撃タイトルをいくつ獲得したかだけで決まらず、守備や走塁を含めてチームにどれだけ貢献したかが問われる。
本塁打数ではクロウ=アームストロングが45本でトップに立ち、アルバレスも42本と高い水準にある。打点はクロウ=アームストロングが107、アルバレスが106で、ほぼ互角だ。しかし、打率はアルバレスが.316と大きく上回っている。つまり、アルバレスは打席での安定感と効率、クロウ=アームストロングは長打と走塁、守備まで含めた総合力で評価される構図だ。
なお、打点は打順や前の打者の出塁状況に左右される。打点が多い選手が必ずしも最も優れた打者とは限らない。同様に、本塁打数だけを見てMVPを決めるのも早計だ。出塁率、長打率、守備位置、出場試合数、走塁、守備指標を組み合わせることで、選手の実際の貢献度がより立体的に見えてくる。
【WAR・OPSと守備・走塁】数字からMVPの評価理由を読み解く
2026年のMVP争いを理解するうえで重要なのが、WARとOPSの役割の違いだ。OPSは主に打撃力を比較するための指標で、出塁率と長打率を合計して算出する。一方、WARは打撃だけでなく、守備、走塁、守備位置などを考慮し、代替レベルの選手と比べてチームに何勝分の価値を加えたかを推定する。
WARが示すクロウ=アームストロングの優位性
クロウ=アームストロングは中堅手として広い守備範囲を持ち、打球への反応や走力を生かしてアウトを増やせる。さらに、41盗塁によって次の塁を狙う能力も示した。これらは本塁打や打点のような伝統的な打撃成績だけでは十分に評価できない貢献だ。
FanGraphsのfWARはクロウ=アームストロングを10.6と評価し、アルバレスの6.8を大きく上回った。Baseball-ReferenceのbWARでも、クロウ=アームストロングは9.8、アルバレスは6.8となっている。両サイトで数値は異なるものの、クロウ=アームストロングの総合的な価値が高いという方向性は共通している。
WARは万能な指標ではない。守備の評価方法や球場補正、走塁の評価、代替選手の設定などに違いがあるため、サイトごとに数値が変わる。1つの数字だけで選手の価値を断定せず、同じ算出方式の中で比較することが重要だ。
OPS1.033が示すアルバレスの打撃価値
アルバレスのOPS1.033は、2026年のメジャー全体でも際立つ数字だ。出塁率.432と長打率.601を両立し、四球を選んで塁に出る能力と、長打で得点を生む能力を高いレベルで示した。MLB.comのシーズン総括でも、アルバレスはア・リーグの打率とOPSのトップとして紹介されている。
ただし、OPSには守備や走塁の貢献が直接反映されない。指名打者としての出場が多いアルバレスと、中堅守備を担うクロウ=アームストロングを比較する場合、OPSだけで評価すると後者の守備価値を見落とすことになる。
同じ理由から、打率が高い選手が必ずMVPを獲得するわけでもない。打率は安打を打つ頻度を示すが、四球による出塁や長打の価値を十分に表現しない。打率、本塁打、打点は分かりやすい指標として有用だが、OPSやWARと組み合わせて評価することで、選手の強みと弱みをより正確に把握できる。
守備と走塁はMVP争いを左右する
2026年のナ・リーグでクロウ=アームストロングが抜け出した理由の一つは、打撃以外の貢献を継続的に積み重ねたことだ。中堅手は外野の広い範囲を守るポジションであり、打球への反応や走力が失点の抑制に直結する。守備でアウトを増やし、走塁で得点機会を増やせる選手は、打撃成績だけでは見えない価値を生み出す。
一方、アルバレスのような打撃型選手にも明確なMVP受賞の道がある。打撃でリーグ最高水準の成果を残し、チームの得点力を押し上げること自体が大きな貢献だからだ。MVPの評価では、守備型か打撃型かという分類よりも、それぞれの役割でどれほど大きな価値を生み出したかが問われる。

【大谷翔平のMVP受賞可能性】二刀流の価値と2026年の課題
大谷翔平は2026年も、打者と投手の両方で存在感を示した。レギュラーシーズンの打撃成績は打率.277、30本塁打、80打点、11盗塁、OPS.902。投手としては14試合に先発し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3を投げて95奪三振を記録した。
打者としての本塁打数やOPSはアルバレス、クロウ=アームストロングを下回ったものの、投手としての成績を合わせて評価できる点は大谷ならではの強みだ。一般的な指名打者は投球による貢献を加えられないが、大谷は打撃と投球の双方でチームに価値をもたらす。二刀流の総合力は、単純な打撃成績の比較だけでは捉えきれない。
逆転を難しくする出場試合数と故障の影響
課題となったのは、シーズン終盤の故障と欠場だ。MLB.comの9月22日付最終予想では、大谷は左膝と右上腕の問題によって9月の出場が限られていると報じられた。レギュラーシーズンの出場試合数は130試合で、アルバレスの154試合、クロウ=アームストロングの158試合を下回る。
出場試合数はMVP選考の重要な考慮事項の一つだ。優れた成績を残しても、出場機会が少なければシーズンを通じた総貢献で不利になる可能性がある。大谷の場合、二刀流の価値を考慮しても、クロウ=アームストロングのように長いシーズンを通して打撃、守備、走塁で貢献した選手との差を埋めるのは容易ではない。
MLB.comの最終予想で大谷は135ポイントを獲得し、ナ・リーグ2位につけた。さらに、MLB選手会が10月14日に発表した2026年のPlayers Choice Awardsでは、年間最優秀選手賞の候補3人にアルバレス、クロウ=アームストロング、大谷がそろって選出された。ただし、これは選手同士の投票で決まる別の賞であり、BBWAAの公式MVP投票とは区別する必要がある。
大谷のMVP受賞可能性は、現状では本命を追う立場だ。二刀流という希少性だけで受賞が決まるわけではなく、実際の打撃成績、投球成績、出場試合数、総合的な貢献が評価される。2026年は投手としての優秀な数字がある一方、打撃と総合WARの面ではクロウ=アームストロングが優位に立っている。
【MLB MVP選考基準と投票結果】予想と公式発表を混同しない
大リーグMVPは、全米野球記者協会(BBWAA)の記者による投票で決まる。各リーグ30人の投票者が10人の候補を順位付けし、1位票には14ポイント、2位から10位には順に9、8、7、6、5、4、3、2、1ポイントが与えられる。1位票の数だけでなく、2位以下の票も最終順位を左右する仕組みだ。
BBWAAが公開する選考基準では、MVPは「そのリーグでチームにとって最も価値のある選手」とされ、打撃と守備の実際の価値、出場試合数などが考慮事項として挙げられている。MVPは地区優勝チームやポストシーズン進出チームから選ばれる必要はなく、過去の受賞者も再び候補になることができる。また、評価対象となるのはレギュラーシーズンの成績で、ポストシーズンの活躍は投票対象に含まれない。
2026年のMVP投票結果はまだ正式発表前
2026年10月23日時点では、BBWAAによる公式MVP投票の最終結果は発表されていない。MLB.comの9月22日付最終予想は、同メディアの専門家38人が各リーグの候補を順位付けしたものだ。ア・リーグではアルバレスが181ポイント、ナ・リーグではクロウ=アームストロングが190ポイントを獲得したが、これは公式投票の得票数ではない。
公式投票はポストシーズン開幕前に締め切られ、受賞者は11月に発表される。したがって、10月に行われるプレーオフやワールドシリーズでの活躍を見て、MVPの投票結果が変わることはない。ポストシーズンの印象とレギュラーシーズンのMVP評価は、分けて考える必要がある。
また、スポーツメディアの予想順位、ブックメーカーのオッズ、選手会が選ぶ賞、BBWAAの公式投票はそれぞれ別のものだ。予想で1位に入った選手が必ず受賞するとは限らない。最終的な判断では、公式発表の得票結果を確認することが最も確実だ。

【大リーグMVP歴代受賞者】過去の実績は2026年の評価に影響するのか
近年のMVP争いを振り返ると、ア・リーグではアーロン・ジャッジ、ナ・リーグでは大谷翔平が大きな存在感を示してきた。2025年はジャッジがア・リーグ、大谷がナ・リーグのMVPを受賞。大谷は2021年と2023年にア・リーグ、2024年と2025年にナ・リーグで受賞しており、2025年までに通算4度のMVPを獲得している。
歴代最多受賞記録を持つのは、通算7度のMVPを獲得したバリー・ボンズだ。大谷が2026年に受賞すれば通算5度目となるが、2026年の評価では過去の実績よりも当該シーズンの成績が重要になる。BBWAAの規則上、過去の受賞歴は再受賞を妨げない一方、過去に受賞したという理由だけで有利になることも保証されていない。
この点は、MVP予想を読む際の重要な判断基準だ。スター選手の知名度や過去の受賞回数は話題性を高めるが、2026年の受賞争いではシーズン中の実績を優先して見る必要がある。大谷の二刀流は大きな評価材料だが、クロウ=アームストロングの40-40達成と守備・走塁を含む貢献、アルバレスの打撃指標の突出も同じように評価されるべき要素だ。
【大リーグMVP】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の大リーグMVPは誰が有力ですか?
A1:ア・リーグではアストロズのヨーダン・アルバレス、ナ・リーグではカブスのピート・クロウ=アームストロングが本命です。MLB.comの9月22日付最終予想では、アルバレスが181ポイント、クロウ=アームストロングが190ポイントを獲得しました。ただし、これは専門家による予想で、公式MVP投票の結果ではありません。
Q2:大谷翔平が2026年のMVPを受賞する可能性はありますか?
A2:可能性は残されていますが、現時点ではナ・リーグの本命を追う立場です。大谷は打者として30本塁打、OPS.902を記録し、投手としても防御率1.79を残しました。一方、出場試合数が130試合にとどまり、打撃・走塁・守備を含む総合評価ではクロウ=アームストロングが優位に立っています。
Q3:WARとOPSはどちらを重視すべきですか?
A3:どちらか一方だけでは判断できません。OPSは出塁率と長打率を合わせた打撃指標で、打者の攻撃力を比較する際に役立ちます。WARは打撃に加えて守備、走塁、守備位置なども考慮するため、選手の総合的な貢献を比較するのに適しています。MVP候補を評価する際は両方を確認し、WARは同じ算出方式の数字同士を比較することが重要です。
まとめ:2026年の大リーグMVPは打撃力と総合力の勝負
2026年の大リーグMVP争いは、ア・リーグのヨーダン・アルバレスとナ・リーグのピート・クロウ=アームストロングが中心となっている。アルバレスは打率.316、42本塁打、OPS1.033という打撃成績でリーグを代表する存在となり、クロウ=アームストロングは45本塁打、41盗塁に加え、中堅守備を含む総合力で評価を高めた。
大谷翔平は投手として防御率1.79を記録し、二刀流ならではの価値を示したものの、故障による欠場や出場試合数が評価上の課題となった。過去の受賞歴やスター性だけではなく、実際の打撃成績、守備・走塁、WAR、出場試合数を組み合わせて考えることが、2026年のMVP争いを正確に理解する近道だ。
公式のMLB MVP投票結果は、BBWAAによる11月の発表を待つ必要がある。現段階の予想では両リーグの本命が明確になっているが、最終的な受賞者と得票差がどうなるかは、正式発表によって確定する。 (出典: 大 リーグ mvp(Yahoo!ニュース))