たつき諒の予言は本当?2026年最新情報と『私が見た未来』の真相を徹底解説
漫画家・たつき諒の名前が広く知られるきっかけとなったのは、1999年刊行の漫画『私が見た未来』と、その表紙に記された「大災害は2011年3月」という言葉だった。東日本大震災の発生後、この記述が注目を集め、2021年に発売された『私が見た未来 完全版』では、さらに2025年7月の大災難をめぐる記述が話題となった。
そして、SNSや動画サイトを通じて拡散した「2025年7月5日に大災害が起こる」という説は、国内外で大きな反響を呼んだ。だが、2025年7月5日はすでに過ぎている。2026年10月現在、改めて確認すべきなのは、作品に実際に何が書かれていたのか、本人は何を語ったのか、そして出版社や気象庁がどのような説明をしていたのかという点だ。自伝『天使の遺言』の刊行や過去のなりすまし騒動も含め、たつき諒の予知夢と作品の実態を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 作品と予言の関係:1999年の旧版と2021年の完全版は内容が異なり、2025年7月をめぐる夢の解説は完全版で詳しく紹介された。
- 2025年7月5日説の真相:本人は2025年7月4日の報道で、災難の日付までは特定していないと説明。夢を見た日時と災害の発生日が混同された。
- 2026年の受け止め方:日付を指定する災害予言に科学的な裏付けはなく、作品の解釈と公的な防災情報を区別することが大切だ。
【2026年最新】たつき諒は現在何をしている?プロフィールと近年の活動
たつき諒は、1975年に少女漫画誌『月刊プリンセス』でデビューした漫画家だ。飛鳥新社の公式プロフィールによると、1954年12月2日生まれで、神奈川県出身。1999年に刊行された『私が見た未来』は、漫画家としての活動の節目に発表した作品だった。
長く漫画家として表立った活動を続けていたわけではないが、作品の表紙に記された一文が東日本大震災後に再注目され、2021年の完全版刊行を機に、本人の夢日記や災害をめぐる解釈が大きな関心を集めるようになった。
2026年現在の活動を把握するうえで重要なのが、2025年6月15日に刊行された自伝『天使の遺言』だ。文芸社の刊行案内によれば、著者名は「竜樹諒」。これまでの人生や漫画家を目指した経緯、夢日記、ボランティア活動、そして『私が見た未来』をめぐる騒動などを、自らの視点から振り返った一冊である。
同書は、たつき諒本人が『私が見た未来 完全版』の受け止められ方や、なりすまし騒動について説明する資料としても重要だ。完全版だけを読むと、作品全体が災害を予告する目的で制作されたかのような印象を受ける場合がある。しかし、本人の経歴や自伝まで確認すると、漫画作品、夢の記録、出版社による編集、読者やメディアによる解釈は、それぞれ分けて考える必要があることがわかる。
なお、2026年10月時点で確認できる近年の主要な刊行物としては、2025年の『天使の遺言』が挙げられる。現在の私生活や日々の活動については、公に確認できる情報が限られており、本人の発信や公式な刊行案内と、出所のはっきりしないSNS上の情報を混同しないことが重要だ。

【旧版と完全版の違い】『私が見た未来』には何が書かれていたのか
たつき諒の予言を理解するうえで、最初に押さえたいのが旧版と完全版の違いだ。両者は同じ題名を持つものの、刊行時期も収録内容も異なる。1999年版の表紙にあった「大災害は2011年3月」という記述が、東日本大震災の発生後に注目されたことが、後年のブームにつながった。
国立国会図書館の書誌情報によると、1999年版は朝日ソノラマから刊行された漫画作品で、完全版は2021年10月に飛鳥新社から刊行された。完全版では旧版を基にした漫画に加え、著者の夢日記や夢に関する解説、新たな夢の記録などが紹介されている。
つまり、2025年7月の大災難をめぐる話題は、1999年版の表紙だけから生まれたものではない。完全版に収録された夢の説明やあとがき、さらに書籍の帯に掲載された宣伝文句が重なって、特定の日付をめぐる解釈が広まった。
| 時期・資料 | 主な内容 | 確認しておきたい点 |
|---|---|---|
| 1985年ごろから | 夢日記を記録 | 飛鳥新社の刊行資料では、夢の記録が作品の背景として紹介されている。 |
| 1999年 | 『私が見た未来』刊行 | 表紙の「大災害は2011年3月」という記述が後に注目された。 |
| 2021年6月 | なりすまし騒動が表面化 | 作者を名乗る別人のコメントが問題となり、メディアが訂正・謝罪した。 |
| 2021年10月 | 『私が見た未来 完全版』刊行 | 夢日記や新たな夢の解説が加わり、2025年7月の災難をめぐる記述が話題になった。 |
| 2025年4月19日 | 飛鳥新社が映像化報道について告知 | 映画『2025年7月5日午前4時18分』の製作・宣伝には関与していないと説明した。 |
| 2025年6月15日 | 自伝『天使の遺言』刊行 | 本人が作品やなりすまし騒動、完全版をめぐる経緯を振り返った。 |
| 2025年7月5日 | 予言の日として拡散した日付 | 日本全土を襲うとされた大災害は発生せず、本人も日付を特定していないと説明していた。 |
完全版の特徴は、単に旧版を再版しただけではない点にある。作品の背景を説明する文章や夢日記が加わったことで、読者が漫画と現実の出来事を結びつけて解釈する余地が広がった。一方で、夢の記録と実際の災害発生を直接結びつける科学的な証拠が示されたわけではない。
飛鳥新社は2025年5月23日、『私が見た未来 完全版』の国内累計発行部数が電子版を含め100万部を突破したと発表している。作品への関心が非常に大きかったことは確かだが、販売部数や話題性は、予言の正しさを証明するものではない。
【予言の真相】2025年7月5日説はなぜ広まった?
2025年7月5日説の発端は、『私が見た未来 完全版』に記された夢の内容と、その夢を見た日付をめぐる解釈だった。完全版には、太平洋周辺に巨大な津波が押し寄せる夢や、2025年7月に大災難が起こるという趣旨の記述がある。夢日記には、2021年7月5日午前4時18分に夢を見たことが記録されていた。
この「夢を見た日時」と「夢が現実になると解釈された時期」が組み合わさり、2025年7月5日午前4時18分に災害が起きるという説が拡散した。SNSや動画サイトでは、作品の一部や解説が切り取られ、特定の日付を強調する形で紹介された。
しかし、飛鳥新社は2025年4月19日の公式告知で、映画『2025年7月5日午前4時18分』との関係を説明している。同社によれば、著者は「2025年7月5日午前4時18分」に大災害が起きるとは述べていない。夢日記に記録されたのは2021年7月5日午前4時18分に夢を見たという事実であり、完全版に記載された災難の時期は2025年7月だった、という整理だ。
さらに、同社は当該映画の製作・宣伝に関与しておらず、正式に関与して本書を原案・原作として映像化するプロジェクトも存在しないと説明した。映画のタイトルと書籍の記述が結びつくことで、著者が具体的な日時を指定したかのような誤解が生じることを懸念したものだ。
そして、2025年7月5日当日、日本全土を襲うとされた大災害は発生しなかった。日刊スポーツなどの報道では、当該時刻を過ぎた後、SNS上で安堵や驚きの反応が相次いだことが伝えられている。
ここで重要なのは、特定の日に大災害が起きなかったことと、将来の災害リスクがなくなったことは別だという点である。2025年7月5日説は、作品の記述や夢日記をもとに広まった解釈であり、日時を指定して災害の発生を科学的に予測した情報とは区別しなければならない。

【本人コメントと出版社の公式説明】何が一致し、どこに食い違いがある?
2025年7月4日、Smart FLASHのインタビューを通じて、たつき諒本人が騒動について説明した。本人は『私が見た未来 完全版』について、「あの本は予言ではないし、予言漫画でもないのです」と述べ、作品が予言漫画として受け止められていることに距離を置く姿勢を示した。
同インタビューで本人は、2025年7月に災難が起こる夢を見たのであって、日付までは特定していないと説明している。また、災害への備えについては、占いや予言ではなく、客観的な情報を参考にしていると話した。予言騒動が広がったことをきっかけに防災意識が高まった点については、よいことだと受け止めていた。
一方、完全版の帯に掲載された「本当の大災難は2025年7月にやってくる」という宣伝文句については、本人と出版社の説明に食い違いがある。
本人はインタビューで、帯の文言は編集者側が書いたもので、自分が書いた文章ではないと説明した。さらに、2025年6月刊行の自伝『天使の遺言』でも、完全版が急ピッチで制作され、出版社の意向を中心に出版されたことに不本意な思いがあったと振り返っている。
これに対し、飛鳥新社は2025年7月の取材に対し、帯は出版社が作成する宣伝物であるものの、著者の確認を得てから出版していると説明した。同社は、カバーや帯を含めた書籍の内容について、著者と相談し確認を取る形で制作を進めているという立場を示している。
両者の説明は、帯の文言がどのような経緯で作成され、どのような確認を経て刊行されたのかという点で一致していない。この経緯を踏まえると、帯の宣伝文句だけを根拠に、本人が特定の日の災害を断定的に予言したと判断するのは適切ではない。
また、飛鳥新社の2025年4月の告知は、映像化に関する誤解を解くためのものであり、地震の科学的予測可能性についての発表ではない。作品の権利関係や映画との関係は出版社の説明で確認し、災害予測の妥当性については気象庁などの専門機関の見解を参照する必要がある。
【なりすまし騒動】たつき諒本人の発言と偽情報をどう見分ける?
たつき諒をめぐる情報を検証する際、見落とせないのが2021年のなりすまし騒動だ。復刊の話題が広がった時期に、作者本人を名乗る人物がメディア関係者などと接触し、富士山の噴火に関する発言をしたとされる問題が起きた。
2021年6月28日、オカルト情報誌『ムー』を発行するワン・パブリッシングは、同年7月号の記事「漫画家『たつき諒』が富士山噴火を警告!!」について、お詫びと訂正を公表した。取材協力者を通じて作者と称する人物から得たコメントが、実際にはたつき諒本人の発言ではなかったことが判明したためだ。同社は、本人の許諾を得ずに作品の図版を使用した点についても謝罪した。
本人も2025年刊行の『天使の遺言』で、復刊の予告を見て出版社に連絡した経緯や、自分を名乗る人物によって富士山が8月に噴火するという話が広まっていたことを振り返っている。
この騒動から得られる教訓は、作者の名前が付いた発言であっても、本人確認が済んでいるとは限らないということだ。特に災害のように人々の不安を強く刺激する情報では、発言の出典を確認することが欠かせない。
たつき諒本人のコメントを探す場合は、出版社の公式告知、本人が著者として刊行した書籍、本人への直接取材を明示した報道を優先したい。切り抜き動画やSNSの転載投稿だけで判断せず、発言の前後関係まで確認することが重要だ。
また、本人が述べた内容と、第三者が作品を解釈して付け加えた内容は同じではない。「本人が予言した」「本人が警告した」といった見出しを見かけたら、発言の原文に当たることが、なりすましや誤解を避けるための第一歩になる。
【科学的根拠と評判】災害予言を信じるべきか、防災にどう生かすか
たつき諒の作品に関心を持つことと、作品に書かれた夢を科学的な災害予測として受け入れることは別の問題だ。夢日記は個人の体験や記憶を記録したものであり、それ自体が地震や津波の発生日時を予測できることを証明するわけではない。
気象庁は、地震の発生する時、場所、大きさの三つを精度よく限定して予測することについて、現在の科学的知見では難しいと説明している。日時と場所を特定して大地震が起きるとする情報についても、科学的根拠のないうわさやデマに注意するよう呼びかけている。
2025年6月には、気象庁長官が「7月5日に大地震が日本を襲う」という情報について、現在の科学では日時と場所を特定した地震予知はできないとの見解を示したと報じられた。これは、特定の日付を挙げる災害予言を科学的な予測と同列に扱うべきではないことを示している。
一方で、日本が地震や津波などの災害リスクを抱える国であることに変わりはない。予言が科学的に裏付けられていないからといって、防災そのものが不要になるわけではない。気象庁や自治体が公開するハザードマップ、地震・津波に関する公的情報、避難計画などに基づいて備えることが現実的な対応となる。
たつき諒本人も2025年7月のインタビューで、災害については客観的な情報を参考にして備えると説明している。作品を読んで防災への関心を持ったのであれば、その関心を日常の備えに結びつけることには意味がある。
具体的には、家具の転倒防止、飲料水や食料の備蓄、懐中電灯や携帯ラジオなどの確認、家族との連絡方法や避難場所の共有を進めたい。津波の危険がある地域では、自治体のハザードマップを確認し、避難先と避難経路を把握しておくことも大切だ。
たつき諒の評判については、作品に不思議な魅力を感じる読者がいる一方、予言としての広まり方や、社会に不安を与えたことに疑問を呈する声もある。2025年7月5日をめぐる騒動では、作者本人の意図、出版社の宣伝、SNSによる拡散が重なった。評価を考える際には、作品そのもの、作者の説明、販売時の宣伝、第三者による解釈を分けて捉える必要がある。
災害予言を見極める基準は明確だ。誰が発信したのか、一次資料に記載されているのか、科学的な根拠が示されているのか、専門機関の説明と整合しているのか。この四点を確認すれば、不確かな情報に過度に振り回されるリスクを減らせる。
【たつき諒】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:たつき諒の2025年7月5日の予言は当たったのですか?
A1:2025年7月5日に日本全土を襲うとされた大災害は発生しなかった。また、本人は2025年7月4日のインタビューで、災難の夢を見たものの、日付までは特定していないと説明している。特定の日付に災害が起きるという説は、本人の説明と区別して考える必要がある。
Q2:『私が見た未来』旧版と完全版の違いは何ですか?
A2:旧版は1999年に朝日ソノラマから刊行された漫画作品で、表紙の「大災害は2011年3月」という記述が後に注目された。2021年の完全版は飛鳥新社から刊行され、夢日記や新たな夢の解説などが加わっている。2025年7月の災難をめぐる話題は、主に完全版の記述や宣伝文句から広まった。
Q3:たつき諒は現在も活動していますか?
A3:2025年6月15日には、竜樹諒名義で自伝『天使の遺言』が刊行された。作品をめぐる経緯や本人の体験を知る資料として重要な一冊だ。2026年10月時点では、近年の活動を確認する際に、この自伝や出版社の公式な刊行情報が参考になる。
Q4:たつき諒の予知夢には科学的根拠がありますか?
A4:夢の記録が特定の災害を予測できることを示す科学的根拠は確認されていない。気象庁も、地震の発生日時・場所・規模を精度よく特定して予測することは現在の科学では難しいと説明している。災害への備えには、公的機関が提供する情報を利用したい。
Q5:たつき諒のなりすまし騒動とは何ですか?
A5:2021年、作者本人を名乗る人物から得たコメントを掲載した記事について、発行元のワン・パブリッシングが本人の発言ではなかったと認め、謝罪した問題だ。本人の自伝でも当時の経緯が振り返られている。本人の発言を確認する際には、公式資料や本人への直接取材に基づく報道を優先することが大切だ。
まとめ:予言の真偽と防災情報を切り分けて考える
たつき諒の『私が見た未来』が注目された背景には、1999年版の表紙に記された「大災害は2011年3月」という言葉と、東日本大震災の発生が重なったことがある。さらに、2021年の完全版に収録された夢の解説や宣伝文句が、2025年7月の大災難説へとつながった。
しかし、2025年7月5日説については、本人が日付を特定していないと説明しており、飛鳥新社も夢を見た日時と災害の発生日を区別するよう告知していた。帯の文言の制作・確認経緯については本人と出版社の説明に食い違いがあるものの、作品の解釈と科学的な災害予測を同じものとして扱うべきではない。
2026年にたつき諒の現在や予言の真相を調べるなら、『私が見た未来』の旧版と完全版、本人の自伝『天使の遺言』、飛鳥新社の公式発表、気象庁の説明をそれぞれ照合することが判断の助けになる。
作品をきっかけに災害への関心を持つこと自体は否定されるものではない。大切なのは、特定の日付を恐れることではなく、科学的な情報に基づいて日頃から備えることだ。予言をめぐる話題を、防災意識を高めるきっかけとして生かしたい。 (出典: た つき 諒(Yahoo!ニュース))