戦隊モノは今どうなった?ゴジュウジャー終了後の新体制と休止の真相を徹底解説
2026年10月現在、戦隊モノを取り巻く状況は大きく変わっています。約50年にわたって続いたテレビシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」は、50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の最終回をもって、2026年2月8日にテレビ放送を終了しました。しかし、特撮ヒーロー作品そのものがなくなったわけではありません。
後を継ぐ形で始動したのが、赤いヒーローを中心とする新たな特撮映像シリーズ「PROJECT R.E.D.」です。第1弾『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』に続き、7月26日からは第2弾『角醒ハンター オメガホーン』が放送されています。現在の放送時間やシリーズ休止の理由、後継番組との違い、スーパー戦隊の再開予定まで、テレビ朝日・東映の公式情報や報道をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の放送状況:スーパー戦隊シリーズのテレビ新作は一区切りとなり、日曜朝9時30分の枠では『角醒ハンター オメガホーン』が放送中。
- 休止の理由:関連商品の収益と制作費のバランスに加え、毎年新作を生み出す従来の制作サイクルを見直す動きが背景にある。
- 今後の展開:PROJECT R.E.D.は複数のヒーロー作品を展開する新ブランド。スーパー戦隊の復活は可能性が残されているものの、再開時期は公表されていない。
【2026年最新】戦隊モノは今どうなっている?現在の放送状況を整理
「戦隊モノはもう放送していないの?」「日曜朝のスーパー戦隊枠はなくなった?」という疑問に対する答えは、従来のシリーズと新しい特撮ブランドを分けて考えると明確になります。
テレビ朝日系列の日曜朝9時30分から放送されてきたスーパー戦隊シリーズは、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を最後に一区切りを迎えました。一方、同じ時間帯では新ブランドPROJECT R.E.D.の作品が放送されています。
2026年10月23日時点で、テレビ朝日の公式番組サイトに掲載されているPROJECT R.E.D.の作品は、『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』と『角醒ハンター オメガホーン』の2作品です。ただし、両方が同時に放送されているわけではありません。前者は7月19日に最終回を迎え、後者が現在の放送作品となっています。
つまり、戦隊モノをめぐる変化は、日曜朝の特撮ヒーロー枠が完全に消えたという話ではありません。従来の「スーパー戦隊」というシリーズ名のテレビ新作から、新たな作品群へと軸足が移ったことが、2026年の大きな変化です。

【時系列で解説】ゴジュウジャー放送終了から新体制への移行
スーパー戦隊シリーズの放送終了をめぐっては、2025年10月に終了方針が報じられ、大きな反響を呼びました。その後、PROJECT R.E.D.の始動が発表され、2026年2月に新ブランドの第1弾が登場しています。
東映の公式情報やテレビ朝日の番組情報を整理すると、主な節目は次のとおりです。
| 時期 | 出来事 | 現在の位置づけ |
|---|---|---|
| 1975年4月 | 『秘密戦隊ゴレンジャー』放送開始 | スーパー戦隊シリーズの原点 |
| 2025年10月 | スーパー戦隊シリーズの放送終了方針が報道される | 約50年続いた制作・放送体制の転換点 |
| 2025年11月 | PROJECT R.E.D.の始動が発表される | 新たな特撮ヒーローシリーズの展開を公表 |
| 2026年2月8日 | 『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』最終回 | スーパー戦隊シリーズのテレビ新作が一区切り |
| 2026年2月15日 | 『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』放送開始 | PROJECT R.E.D.第1弾 |
| 2026年7月19日 | 『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』最終回 | 約5か月の放送を終える |
| 2026年7月26日 | 『角醒ハンター オメガホーン』放送開始 | PROJECT R.E.D.第2弾。10月現在の放送作品 |
ここで注目したいのは、ゴジュウジャーの終了からわずか1週間後に、ギャバン・インフィニティの放送が始まったことです。テレビ朝日・東映は、従来のシリーズを終える一方で、特撮ヒーロー枠そのものを空白にせず、新しいブランドへと切り替えました。
また、スーパー戦隊シリーズは『秘密戦隊ゴレンジャー』から50年以上にわたり、チームで戦うヒーロー像を受け継いできました。ゴジュウジャーはその50周年記念作であり、単なる番組交代ではなく、長年続いたブランドの節目という意味合いも持っています。
【後継番組を比較】PROJECT R.E.D.とスーパー戦隊は何が違う?
PROJECT R.E.D.は、「超次元英雄譚」を意味する英語表現「Records of Extraordinary Dimensions」に由来する名称です。テレビ朝日の公式説明では、赤いヒーローが活躍し、異なる世界や作品のキャラクターが次元を超えて交差する特撮映像シリーズと位置づけられています。
従来のスーパー戦隊シリーズとの大きな違いは、作品の中心となるヒーロー像と、シリーズ全体の組み立て方にあります。
スーパー戦隊シリーズは、複数の戦士がチームを組み、それぞれの能力を生かして敵に立ち向かう構造が基本です。色分けされたヒーロー、仲間同士の連携、巨大ロボットによる戦闘など、長年にわたって受け継がれてきた様式があります。
対するPROJECT R.E.D.は、作品ごとに異なるヒーローや世界観を打ち出す方式です。第1弾のギャバン・インフィニティは次元を超えて捜査する刑事を中心とした物語で、第2弾のオメガホーンは人間と巨大な生命体「角獣」が組むハンターアクションです。
東映の久慈麗人プロデューサーは、2026年8月のシネマトゥデイのインタビューで、PROJECT R.E.D.における作品間のクロスオーバーについて語っています。作品をまたぐ要素を一度にすべて説明するのではなく、少しずつ手掛かりを示していく構想が、今後の見どころの一つです。
視聴者にとっては、毎年新しいチームが登場する従来型の楽しみ方に加え、異なるヒーロー作品のつながりを追う楽しみ方が生まれます。ただし、PROJECT R.E.D.はスーパー戦隊シリーズの単純な改題ではありません。作品の作り方そのものを変えようとする試みです。

【休止の真相】なぜスーパー戦隊シリーズは50周年で一区切りを迎えたのか
スーパー戦隊シリーズの放送終了をめぐって、最も気になるのが「なぜ終わったのか」という点です。背景を理解するには、作品の人気だけでなく、テレビ番組とキャラクタービジネスを一体で運営する仕組みに目を向ける必要があります。
関連商品の収益と番組制作費のバランス
2025年10月30日のスポニチなどの報道では、イベントや関連グッズ、映画化による収入が番組制作費に見合わないことなどが、放送終了の背景として伝えられました。
スーパー戦隊シリーズは、テレビ放送だけで採算を考える作品ではありません。変身アイテム、武器、巨大ロボットなどの玩具、映画、イベント、映像ソフトといった複数の事業が連動することで、ブランド全体を支えてきました。
しかし、特撮作品は実写撮影やアクション、特殊効果などに継続的な制作費がかかります。関連商品の販売などを含む事業全体で十分な収益を確保できなければ、毎年新作を制作し続けるモデルを維持するのは難しくなります。
この点から見ると、休止は単純に「作品がつまらなくなったから」という説明だけでは捉えきれません。長寿ブランドを支えてきた事業構造そのものが、見直しを迫られたと考えられます。
毎年1作品を制作する方式からの転換
もう一つの論点は、毎年異なるヒーローや世界観を生み出す制作サイクルです。新しいキャラクターを毎年登場させる方式には、子どもたちが新しい作品に出会える利点があります。一方で、制作側には企画、撮影、商品展開、宣伝などを短い周期で繰り返す負担があります。
朝日新聞のインタビューで、東映の白倉伸一郎上席執行役員は、スーパー戦隊シリーズについて「終了」ではなく「休止」という認識を示し、将来的に戦隊作品が復活する可能性にも言及しました。さらに、2026年7月の朝日新聞の取材では、PROJECT R.E.D.の狙いとして、半年単位で新しい試みを重ね、知的財産(IP)の数を増やす方向性が紹介されています。
この方針のポイントは、一つのシリーズを長期間続けることだけに頼らず、異なるタイプのヒーロー作品を展開できる仕組みを目指していることです。PROJECT R.E.D.は、スーパー戦隊の後継枠を埋めるだけでなく、東映の特撮ヒーロー事業を組み替えるための新しい枠組みでもあります。
出演者の報道や視聴率だけが理由なのか
放送終了の報道後には、個別の出演者をめぐる報道や視聴率との関係を指摘する見方もありました。しかし、個別の出来事だけをシリーズ休止の決定的な原因とみなすことはできません。
白倉氏の発言を伝えた2026年7月の朝日新聞報道では、ギャバン・インフィニティの放送終了についても、視聴率を踏まえた打ち切りではないという趣旨が紹介されています。半年サイクルで新たな作品を試し、IPを増やしていく戦略と、個々の番組の放送期間は分けて考える必要があります。
つまり、スーパー戦隊シリーズの休止は、単独の不祥事や一作品の評判だけで説明できる問題ではありません。制作費と収益のバランス、毎年の作品更新、ブランドの長期的な成長戦略が重なった結果として捉えるのが適切です。
【現在の評判と実態】戦隊ファンは何を惜しみ、新シリーズに何を期待するのか
スーパー戦隊シリーズの放送終了が報じられた際には、長年親しんできた作品が見られなくなることを惜しむ反応が、スポニチなどで紹介されました。一方、50年にわたって継続してきた歴史そのものを評価する声や、新しい特撮作品への期待も見られます。
ただし、こうした反応をもって、すべてのファンが同じ意見だと判断することはできません。戦隊モノの現在の評判を考える際には、従来のシリーズに対する愛着と、新しい作品の評価を分けることが大切です。
スーパー戦隊の魅力は、チーム戦と世代を超えた蓄積
1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』から続いてきたスーパー戦隊シリーズは、色分けされた戦士、仲間との連携、変身や必殺技、巨大ロボットといった特徴を積み重ねてきました。作品ごとに動物、恐竜、乗り物、忍者、王様など異なるモチーフを取り入れながら、基本となるチームヒーローの構造を継承してきた点が強みです。
さらに、過去作には俳優のキャリアを知る入口という側面もあります。スポニチの報道では、松坂桃李、山田裕貴、横浜流星ら、後に映画やドラマで活躍する俳優がシリーズに出演してきたことも紹介されています。視聴者にとっては、子どもの頃に見た作品を大人になってから見返す楽しみもあります。
PROJECT R.E.D.は従来の戦隊らしさをどこまで受け継ぐか
『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』と『角醒ハンター オメガホーン』は、同じブランドに属しながら、主人公の立場や物語の構造が異なります。オメガホーンでは、主人公のシャウトと相棒となる角獣・炎角の関係や、ハンター同士のバトルが物語の軸です。
この違いは、従来の戦隊ファンには新鮮さとなる一方、複数の戦士が力を合わせるチーム戦を求める視聴者にとっては、従来と同じ魅力が得られるとは限らない部分でもあります。
新シリーズの評価を判断するなら、過去作と似ているかどうかだけではなく、キャラクターに感情移入できるか、アクションや物語に独自性があるか、作品間のつながりが視聴の楽しさにつながっているか、といった観点が有効です。
旧作は現在も楽しめる
テレビの新作が一区切りを迎えたからといって、過去のスーパー戦隊作品まで見られなくなったわけではありません。東映特撮ファンクラブでは、『秘密戦隊ゴレンジャー』から『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』まで、スーパー戦隊シリーズのテレビ作品や劇場版を含む配信ラインアップが案内されています。
PROJECT R.E.D.の公式サイトでも、東映特撮ファンクラブのほか、テレビ朝日の見逃し配信やABEMAでの配信案内が掲載されています。配信対象や無料視聴の期限はサービスによって異なるため、視聴前に各サービスの最新情報を確認するとよいでしょう。
今の戦隊モノを楽しむ方法は、新作を毎週見ることだけではありません。好きだった歴代作品を見返しながら、新しい特撮ブランドがどのように変化していくかを追う楽しみ方も残されています。

【今後の展開】スーパー戦隊シリーズは復活する?2026年以降の見通し
2026年10月時点で、スーパー戦隊シリーズのテレビ新作がいつ再開するのか、具体的な日程は公表されていません。したがって、「2027年に復活する」「数年後に新しい戦隊が始まる」といった情報を、決定事項として扱うことはできません。
一方、東映側がシリーズの将来的な復活の可能性を否定していないことは重要です。白倉氏は朝日新聞の取材で、スーパー戦隊シリーズを休止と位置づけ、将来的に戦隊作品が復活する可能性に言及しています。ただし、これは再開の確約や放送開始日の発表ではありません。
当面の焦点はPROJECT R.E.D.の展開
まず注目したいのは、現在放送中の『角醒ハンター オメガホーン』です。PROJECT R.E.D.が単に新しいヒーローを登場させるだけでなく、作品ごとの世界観をどのように発展させ、過去作や別作品との接点を作っていくのかが、今後の評価を左右するポイントになります。
2026年8月のシネマトゥデイのインタビューでは、プロデューサーが作品間のクロスオーバー構想について説明しています。また、テレビ朝日の公式発表では、2027年に開催される「超英雄祭ALL HEROES LIVE & SHOW」にPROJECT R.E.D.とスーパー戦隊のアーティストが参加することも案内されています。
このイベントは、テレビシリーズの再開を意味するものではありません。ただし、スーパー戦隊の過去作品と新ブランドが、イベントや音楽などの領域で並行して扱われていることは、両者の関係を考えるうえで注目すべき動きです。
スーパー戦隊の再開予定を見極めるポイント
今後、再開の可能性を判断する際には、次の情報を確認すると状況を整理しやすくなります。
- 東映・テレビ朝日の公式発表:新作タイトル、制作決定、放送開始日などが正式に発表されているか。
- 番組編成の発表:日曜朝の放送枠に関する変更が、テレビ局から具体的に示されているか。
- 公式の商品・イベント情報:新作の玩具や関連企画が発表されているか。ただし、商品展開だけでテレビシリーズの再開が決まったとは判断できない。
- 関係者インタビュー:将来の構想や個人的な見解と、会社として決定した計画が区別されているか。
とくに注意したいのは、「復活の可能性がある」という発言と、「放送再開が決定した」という発表は別物だという点です。スーパー戦隊の再開を待つファンにとっては、公式な制作発表や放送予定の告知が、最も確かな判断材料になります。
【戦隊モノ今】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:戦隊モノは2026年現在、もう放送していないのですか?
A1:従来のスーパー戦隊シリーズのテレビ新作は、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の最終回をもって一区切りとなりました。ただし、日曜朝の特撮ヒーロー枠ではPROJECT R.E.D.が展開されており、2026年10月現在は『角醒ハンター オメガホーン』が放送中です。
Q2:スーパー戦隊シリーズが休止した本当の理由は何ですか?
A2:2025年の報道では、関連商品の販売やイベント、映画化などの収入が制作費に見合わないことが背景として伝えられました。また、東映は新しいヒーロー作品を展開するPROJECT R.E.D.を始動しています。個別の作品の評判や出演者をめぐる報道だけで、休止の理由を説明することはできません。
Q3:『角醒ハンター オメガホーン』の放送時間は何時ですか?
A3:テレビ朝日の公式情報では、2026年7月26日から毎週日曜午前9時30分に放送開始となっています。放送時間は30分枠で、一部地域では放送状況が異なる場合があります。最新の番組表も確認してください。
Q4:『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』は現在も放送していますか?
A4:テレビシリーズは2026年2月15日に放送を開始し、7月19日に最終回を迎えました。現在のPROJECT R.E.D.のテレビ放送作品は『角醒ハンター オメガホーン』です。ギャバン・インフィニティは、公式サイトや配信サービスで関連コンテンツを楽しめる場合があります。
Q5:スーパー戦隊シリーズはいつ復活しますか?
A5:2026年10月23日時点で、テレビシリーズの再開日や新作の放送開始時期は公表されていません。東映の白倉伸一郎上席執行役員は、シリーズを休止と位置づけ、将来的な復活の可能性に言及していますが、具体的な再開計画が決定したことを意味するものではありません。
まとめ:戦隊モノの今後は「終了」ではなく新しい特撮の形に注目
2026年の戦隊モノは、長年続いたスーパー戦隊シリーズのテレビ新作が一区切りを迎え、PROJECT R.E.D.を中心とする新しい特撮ヒーロー作品の展開へ移っています。『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は2月8日に最終回を迎え、その翌週に『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』が始動。7月26日からは『角醒ハンター オメガホーン』が放送されています。
休止の背景には、制作費と関連事業の収益バランス、毎年新作を生み出す方式の見直しといった課題があります。一方、PROJECT R.E.D.は半年単位で新たな作品を試し、ヒーロー作品の幅を広げる新しい枠組みとして動き始めました。
スーパー戦隊シリーズの復活時期はまだ決まっていません。しかし、テレビ新作が一区切りを迎えたことと、過去作品の価値やヒーロー文化が失われることは同じではありません。歴代作品の配信を楽しみながら、オメガホーンをはじめとする新作がどのようなヒーロー像を打ち出すのかを見届けることが、2026年の戦隊モノを楽しむ一つの方法です。
【プロの結論】 今後の動向を見極めるうえで大切なのは、「スーパー戦隊が復活するか」という一点だけに注目しないことです。新ブランドがどのように作品を育て、キャラクターの魅力を伝え、過去作とのつながりを生み出すのか。その成果こそが、スーパー戦隊の未来や特撮ヒーロー文化の次の展開を考える材料になります。 (出典: 戦隊 モノ 今(Yahoo!ニュース))