M-floのLISAはなぜ脱退し復帰?2026年の現在と最新曲「fake.」を徹底解説
m-floの初代ボーカルとして知られるLISA。VERBALのラップ、☆Taku Takahashiの緻密なトラック、そしてLISAの伸びやかな歌声が融合したサウンドは、「come again」などのヒット曲を通じて、日本の音楽シーンに強い印象を残してきました。
しかし、LISAは2002年にm-floを脱退。その後、ソロアーティストとして活動を続け、2017年12月に約15年ぶりの本格復帰を発表しました。さらに2026年には、ソロ新曲「fake.」を配信リリース。m-floも10枚目のオリジナルアルバム『SUPERLIMINAL』と25周年記念ライブを節目に、新たな活動段階へ移行しています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 脱退理由:2002年、LISAはシンガーソングライターとしての成長とソロ活動への専念を理由にm-floを離れた。
- 復帰の経緯:2016年の☆Taku Takahashiとの共演や、VERBALの事故をきっかけとする年末イベントへの代役出演などを経て、2017年12月に復帰が発表された。
- 2026年の現在:LISAは8月26日に新曲「fake.」を配信リリース。m-floは2月19日の記念ライブを一区切りとして「リミナル期間」に入っている。
【LISAプロフィール】m-floを支えた初代ボーカルの経歴
LISAは、m-floのボーカリストとしてだけでなく、ソロのシンガーソングライターとしても活動してきたアーティストです。英語と日本語を自在に行き来する表現力、力強さと繊細さを併せ持つ歌声が大きな特徴です。
エイベックスの公式プロフィールによると、LISAは18歳でソロシンガーとしてデビュー。その後、朝本浩文が率いたRam Jam Worldにボーカリストとして参加するなど、複数の音楽プロジェクトで経験を積みました。1998年にm-floへ加入し、翌1999年7月に「the tripod e.p.」でメジャーデビューを果たしています。
当時のm-floは、☆Taku Takahashiによるクラブミュージックを基盤としたトラック、VERBALのラップ、LISAのメロディアスなボーカルを組み合わせたユニットでした。3人の役割が明確でありながら、単なるパート分担にとどまらず、それぞれの個性が楽曲の中でぶつかり合う点が魅力でした。
代表作の一つである「come again」は、2001年にリリースされた楽曲です。クラブミュージックの洗練されたビートに、LISAの印象的なボーカルとVERBALのラップが重なり、m-floの知名度を大きく押し上げました。
また、2001年のアルバム『EXPO EXPO』は、m-flo公式プロフィールで80万枚のセールスを記録した作品として紹介されています。LISAの歌声は、グループの音楽性を一般のリスナーへ届けるうえで欠かせない要素だったのです。
ただし、LISAのキャリアをm-floだけで捉えるのは正確ではありません。本人はグループ加入前からソロ活動を経験しており、脱退後も独自の作品を発表してきました。2002年の脱退と2017年の復帰を理解するには、グループの歴史だけでなく、LISA自身のアーティストとしての歩みに目を向ける必要があります。

【2002年の脱退理由】ソロ活動への専念と独立への決断
LISAがm-floを脱退したのは2002年4月です。同年5月には、m-floの公式サイトを通じて脱退が伝えられました。エイベックスの公式プロフィールや当時の音楽メディアの報道では、主な理由として、ソロ活動に専念し、アーティストとしてさらに成長することが挙げられています。
実際、LISAは脱退前の2002年1月9日にソロシングル「move on」を発表していました。脱退後も5月29日に「バビロンの奇跡」をリリースし、ソロアーティストとしての活動を本格化させています。
この時系列から読み取れるのは、脱退が単なるグループ内のトラブルによる突然の離別ではなく、LISA自身のキャリアをどう築くかという選択だったことです。
「ソロで挑戦したい」という意思
☆Taku Takahashiは、後年のインタビューで当時を振り返り、LISAがソロをやりたいと考えていたことや、中途半端な形ではなく本格的に取り組もうとしていたことを語っています。また、当時はメンバー間で意見がぶつかることもあったと明かしています。
つまり、グループ内の衝突がまったくなかったわけではありません。しかし、☆Takuの回顧談でも、LISAが脱退した理由は本人のソロ志向と結び付けて説明されています。対立だけを原因とする解釈では、本人のキャリアに対する意志を見落としてしまいます。
脱退後のm-floはどう変わったのか
LISAの脱退後、VERBALと☆Taku Takahashiは2人体制で活動を継続。2003年以降は、さまざまなアーティストをゲストボーカルとして迎える「loves」シリーズを展開しました。
このスタイルによって、m-floは特定のボーカリストに依存せず、異なる声や音楽性を取り込む制作体制を築いていきます。LISAの脱退はグループにとって大きな転換点でしたが、結果として、m-floがコラボレーションを軸に発展する契機にもなりました。
一方、LISAはソロシンガーとして楽曲の制作やリリースを継続。2003年にはアルバム『JUICY MUSIC』を発表し、その後もアルバムやカバー作品などを手掛けています。両者は別々の道を歩むことで、それぞれの音楽的な可能性を広げていったのです。
【2017年の復帰理由】LISAとVERBAL・☆Taku Takahashiが再集結した経緯
LISAの復帰は、長年の計画が一度に実現したというより、共演を通じて再び3人で活動する意味を確かめていった結果でした。エイベックス・ポータルやORICON NEWSなどのインタビューでは、2016年末から2017年にかけての経緯が紹介されています。
きっかけは2016年12月15日のJ-WAVEイベント
最初の大きな転機は、2016年12月15日に開催されたJ-WAVEのイベント「MUSIC FACTORY」クリスマスパーティーです。このイベントでLISAと☆Taku Takahashiが久しぶりに共演し、m-floの楽曲を披露しました。
☆Takuは後年のインタビューで、会場のファンから温かい反応が寄せられたことに感動し、3人での復活をはっきりと意識するようになったと説明しています。
同じイベントを振り返ったLISAも、昔から応援してくれていたファンの姿を間近で見たことが大きかったと語っています。離れたのは自分だからこそ、もう一度メンバーとして受け入れてほしいと伝える必要があると考え、イベント後に☆Takuへ連絡したという趣旨の説明をしています。
VERBALの事故と年末ライブへの代役出演
その後、VERBALが2016年12月に交通事故に遭い、予定していた年末のイベントへの出演が難しくなりました。そこでLISAが代役としてユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ユニバーサル・カウントダウン・パーティ」に出演し、m-floの楽曲を披露しました。
この出演は、3人が再び同じグループとして活動する可能性を具体化させる機会になりました。☆TakuがVERBALの見舞いに訪れた際、再び3人でm-floをやらないかと提案したところ、VERBALも同じ思いを持っていたことが、2018年のエイベックス・ポータルのインタビューで語られています。
2017年12月15日に復帰を発表
こうした流れを経て、2017年12月15日、LISAの本格復帰とオリジナルメンバー3人での活動再開が発表されました。約15年ぶりの再集結です。
2018年には、1999年のメジャーデビュー作を思わせるタイトルの『the tripod e.p.2』をリリース。3人で活動していた時代の原点を意識しながら、新しいm-floを始動させました。
復帰の背景にあったのは、単に懐かしいメンバーを再び集めることではありません。LISAがソロ活動を通じて経験を積み、VERBALと☆Takuも「loves」シリーズなどで表現の幅を広げたうえで、もう一度3人で音楽を作る意味を見いだしたことにあります。

【年表で整理】the tripod e.p.からEXPO EXPO、come again、復帰まで
m-floとLISAの歩みを時系列で整理すると、脱退と復帰がグループの音楽性の変化と深く関わっていたことが分かります。
| 時期 | 主な出来事・作品 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| 1998年 | LISAがm-floに加入 | VERBAL、☆Taku Takahashiとの3人体制が本格化 |
| 1999年7月 | 「the tripod e.p.」でメジャーデビュー | オリコン初登場9位を記録 |
| 2001年 | 『EXPO EXPO』、「come again」 | グループの代表作となり、幅広い層に認知される |
| 2002年4月 | LISAが脱退 | ソロ活動への専念とアーティストとしての成長を目指す |
| 2003年以降 | m-floの「loves」シリーズ | VERBALと☆Takuを中心に多彩なゲストとのコラボを展開 |
| 2016年12月 | LISAと☆Takuがイベントで共演 | ファンの反応を通じて再集結への思いが強まる |
| 2017年12月 | オリジナルメンバーでの活動再開を発表 | 約15年ぶりにLISAが本格復帰 |
| 2018年 | 『the tripod e.p.2』 | 3人体制による新章がスタート |
| 2025年12月 | 「You Got This」 | 3人のみで制作した新曲として約7年ぶりのリリース |
| 2026年2月 | 『SUPERLIMINAL』、25周年記念ライブ | アルバムと単独公演を経て「リミナル期間」へ移行 |
| 2026年8月26日 | LISA「fake.」 | ソロ名義の最新配信シングルとしてリリース |
この年表で注目したいのは、LISAの不在期間にもm-floが活動を止めていたわけではない点です。2人体制の「loves」シリーズがグループの可能性を拡張し、2017年の再集結後は、3人の個性を再び中心に据えた楽曲制作へと展開しました。
また、2025年12月24日にリリースされた「You Got This」は、VERBAL、☆Taku Takahashi、LISAの3人だけで制作した新曲として、約7年ぶりの作品と公式に紹介されています。25周年の節目に、オリジナルメンバーの結び付きが再び作品として形になったことを示すリリースです。
【LISAの現在2026年最新】ソロ活動と新曲「fake.」に注目
2026年10月現在、LISAはm-floのボーカリストとしての活動歴を持ちながら、ソロアーティストとしても新曲を発表しています。その最新の大きな動きが、2026年8月26日に配信されたデジタルシングル「fake.」です。
「fake.」はドラマのエンディング主題歌
エイベックス・ポータルの2026年8月26日付のリリース情報によると、「fake.」はMBSドラマ特区『未婚詐欺 私の知らない彼の顔』のエンディング主題歌として書き下ろされた楽曲です。
楽曲のテーマは、嘘や偽りに翻弄されながらも相手の本性を見抜き、自分自身を取り戻していく感情。LISAならではの力強くエッジの効いたボーカルが特徴として紹介されています。ドラマのサスペンス性と、信頼や裏切りをめぐる楽曲のテーマが結び付いています。
歌詞情報を掲載する歌ネットでは、作詞・作曲をLISA、編曲を山木隆一郎が担当した作品として紹介しています。歌唱だけでなく、作詞・作曲にも関わっている点は、シンガーソングライターとしてのLISAの活動を知るうえで重要です。
m-floのLISAとソロのLISAはどう違う?
m-floでは、LISAの歌声はVERBALのラップや☆Taku Takahashiのトラックと組み合わさり、グループ全体のサウンドを形作ります。一方、ソロ作品では、LISA自身の表現や作品のテーマがより前面に出ます。
「fake.」は、恋愛における嘘や相手の本性というドラマの題材と結び付いた作品です。m-floの楽曲で培われた力強いボーカル表現を感じさせながらも、ソロアーティストとしての視点が打ち出されています。
また、所属アーティストの公式ディスコグラフィーには、2025年12月24日配信の「You Got This」に加え、LISA名義の「fake.」が掲載されています。2026年のLISAの動向を追う際には、グループとしてのm-floのリリースと、個人名義の作品を分けて確認することがポイントです。
なお、2026年の最新リリースという観点では「fake.」が確認できる代表的な新作ですが、これをもって今後のソロ活動のすべてが決まったわけではありません。新曲や出演情報については、公式のディスコグラフィーやニュース発表を基準に把握するのが確実です。

【m-floの2026年活動方針】SUPERLIMINALとリミナル期間の意味
2026年のm-floにとって、大きな節目となったのが10枚目のオリジナルアルバム『SUPERLIMINAL』と、2月19日に東京ガーデンシアターで開催された25周年記念ライブです。
m-floの公式発表によると、『SUPERLIMINAL』は2026年2月18日にリリースされました。「loves」シリーズで培ってきたコラボレーションの発想を進化させ、国内外のアーティストと新しいクリエイティブを追求した作品です。
アルバムには、Sik-K、eill、向井太一、chelmico、Maya、鈴木真海子、ZICO、Adee A.、n-choco、RIP SLYMEなど、多彩なアーティストが参加しています。25年間にわたって積み重ねてきたコラボレーションの歴史を振り返るだけでなく、その先の音楽を見据えた内容になっています。
2月19日の東京ガーデンシアター公演が一区切りに
アルバム発売の翌日、2026年2月19日には「m-flo 25th ANNIVERSARY LIVE “SUPERLIMINAL”」が東京ガーデンシアターで開催されました。開場は18時、開演は19時で、25周年イヤーを締めくくる約6年ぶりの単独公演として告知されていました。
そして、公式発表で特に重要なのが、公演後に設けられる「リミナル期間」です。m-floはこの期間を、クリエイティブやライブに関する活動を行わず、次のプロジェクトを生み出すための準備工程と位置付けています。
これは、グループの解散発表とは異なります。公式コメントでは、新しい音、新しい出会い、新しいインスピレーションを探し、次のステージへ進む意向が示されています。一方で、リミナル期間の終了日や、次のグループ作品・ライブの具体的な日程は、発表内容だけでは確定できません。
LISAのソロ活動とm-floの休止期間は両立する
ここで押さえておきたいのは、m-floとしての活動方針と、LISA個人の活動は同じものではないという点です。グループとしてクリエイティブやライブを一時的に控える方針が発表されていても、LISA名義の作品まで一律に停止すると発表されたわけではありません。
実際に、LISAの「fake.」は2026年8月26日にリリースされています。したがって、m-floの今後を追う場合はグループ公式の活動発表を、LISA個人の近況を知りたい場合はソロ作品や出演情報を、それぞれ分けて確認する必要があります。
【プロの結論】脱退と復帰は矛盾しない
LISAの2002年の脱退と2017年の復帰を一連のキャリアとして見ると、両者は必ずしも矛盾する選択ではありません。脱退当時のLISAはソロ活動を通じて自分の表現を追求し、VERBALと☆Taku Takahashiも2人体制で新たな制作手法を開拓しました。
その経験を経て、3人で活動することに再び意味を見いだしたのが2017年の再集結です。さらに2026年の『SUPERLIMINAL』と「リミナル期間」は、25年の歴史を単に繰り返すのではなく、次の表現へ向かうための区切りとして発表されました。
音楽ユニットの価値は、常に同じメンバーで活動し続けることだけで決まるものではありません。それぞれが別の場所で経験を積み、その経験を持ち寄ったときに新しい作品が生まれることもあります。m-floとLISAの歩みは、個人の自立とグループの継続が両立し得ることを示しています。
【m-flo LISA】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:m-floのLISAはなぜ脱退したのですか?
A1:2002年4月、ソロ活動に専念し、シンガーソングライターとしてさらに成長するために脱退しました。後年のインタビューではメンバー間の衝突も語られていますが、本人のキャリアに対する意思が大きな背景にありました。
Q2:LISAがm-floに復帰したのはいつですか?
A2:2017年12月15日に、オリジナルメンバー3人での活動再開が発表されました。2016年12月のJ-WAVEイベントでの☆Taku Takahashiとの共演や、年末ライブへの代役出演などが再集結につながりました。
Q3:LISAの2026年最新曲は何ですか?
A3:2026年8月26日に配信された「fake.」です。MBSドラマ特区『未婚詐欺 私の知らない彼の顔』のエンディング主題歌として書き下ろされました。
Q4:m-floは2026年に解散したのですか?
A4:解散が発表されたわけではありません。2026年2月19日の東京ガーデンシアター公演を一区切りとして、次のプロジェクトの準備を目的とする「リミナル期間」に入る方針が発表されています。再始動の具体的な日程は、今後の公式発表を確認する必要があります。
Q5:LISAはm-floの活動休止期間中もソロ活動を続けていますか?
A5:LISA名義の作品は発表されており、2026年8月には「fake.」がリリースされました。m-floのグループ活動とソロ活動は分けて捉えることが大切です。
まとめ:LISAの脱退・復帰と2026年の現在を正しく理解する
m-floのLISAは、2002年にソロ活動への専念を理由に脱退し、約15年後の2017年にVERBAL、☆Taku Takahashiと再集結しました。再集結のきっかけとなったのは、2016年の共演で確かめたファンの反応と、年末のライブ出演などを通じて生まれた3人の思いです。
2026年には、m-floがアルバム『SUPERLIMINAL』と25周年記念ライブを経て「リミナル期間」へ移行。一方、LISAは8月26日にソロ新曲「fake.」を発表し、個人としての音楽活動を続けています。
最新情報を追う際の判断基準は、グループの活動と個人の活動を混同しないこと、そして脱退・復帰の理由を根拠のない不仲説だけで説明しないことです。m-floの歴史を振り返るなら「the tripod e.p.」「EXPO EXPO」「come again」に加え、再集結後の「the tripod e.p.2」や『SUPERLIMINAL』も聴き比べることで、3人の音楽がどのように変化してきたかをより深く理解できます。
2002年の脱退はLISAが自分の表現を追求するための選択であり、2017年の復帰は、それぞれの経験を経た3人が再び一緒に音楽を作る選択でした。そして2026年は、過去の成功を振り返るだけでなく、次の展開へ向けた準備と個々の活動が並行する時期です。今後のm-floとLISAの動向は、公式のリリース情報や活動発表を通じて確認するのが確実です。 (出典: m flo lisa(Yahoo!ニュース))